不妊治療を行なっている方は、実は世の中にたくさんいらっしゃいます。
子供を希望していてもなかなか授からないということはめずらしくなく、最近では7組に1組が不妊症を患っていると言われています。
しかも最近は晩婚化も進んでいますので、高齢出産のケースも多く、ますます不妊になりやすい環境なのかもしれません。
数年前までは、結婚して普通に夫婦生活を行なっていても2年経って授からない場合には不妊症と診断されていましたが、最近は結婚してから1年経っても授からない場合に不妊症と診断されるようになっています。
そのため、制度的にも不妊症になりやすくなっています。
今回は、そんな不妊治療についてお話します。
不妊症の原因な何?
不妊症の原因には様々なものがあり、中には原因不明の場合もたくさんあります。
たとえ原因が分かったとしても、不妊治療はなかなか難しいものです。
治療を始めてから早いうちに授かることができたらいいのですが、何年治療を続けても結果が出ない場合もあります。
不妊治療は年齢との戦いになりますので、いつまで頑張る!という目標を立てて治療を進めていくといいでしょう。
しかも治療費も保険適用外になる治療法が多いので、高額になってしまう場合があります。
高度な治療になっていくほど治療費もかさんできますので、見極めていくことが大切です。
世の中にはたくさんの病院がありますが、病院によって治療の進め方は違っています。
産婦人科や婦人科で治療を受けることもできますし、不妊症の専門病院もあります。
ではいったい、どうやって病院を選べば良いのでしょうか?
病院を選ぶときにはココに注目!
病院を選ぶときに重視したいポイントは、やはり医師の腕がいいかどうかです。
腕のいい医師がいる病院は、治療技術も高く、最先端の治療を受けることができます。
しかし、その分お値段が高くなってしまう場合が多いでしょう。
専門病院でない場合は、治療の進み方が遅くなってしまう場合や治療技術が追いつかないために、違う病院に移らなければいけない場合もあります。
何を重視したいかはご夫婦によって全然違いますので、いろいろ見比べて決めるといいでしょう。
それと、不妊治療を受ける病院はできるだけ自宅から近い方が便利です。
毎日続けて通わなければいけない場合や、朝の早い時間に行かなければならない場合もありますので、自宅から近いと大変便利ですよ。
実際に病院に通ってみなければわからないこともありますが、実際に利用している人の口コミを参考にするとよりわかりやすいでしょう。
医師や病院の治療の進め方との相性もありますので、一つの病院だけですぐに決めるのではなく、複数通って最終的に決めるのも一つの方法です。
不妊治療はゴールが見えない場合も多く、精神的にも肉体的にも辛い思いをすることもありますが、良い病院を見つけてパートナーと一緒に戦っていくことが大切です。
まとめ
せっかく結婚できて、子供を授かりたい!と思っても、不妊になってしまうとつらいですよね。
パートナーとの仲だって、ギクシャクしてしまうかもしれませんし、経済的にもかなり負担がかかります。
もちろん精神的にも身体的にも大きな負担だってかかります。
それでもなお、不妊治療をすることで、妊娠できる可能性が増えるのであれば、期限を決めて受診することをおすすめしますよ。
もし期限内に妊娠できなかった場合でも、養子をもらうという選択肢もありますし、ペットを飼って可愛がるという家庭の作り方だってありますよね。
あまり抱え込まずに頑張っていきましょう!
また、国が補助してくれる場合もありますので、そうした制度をうまく活用していけたら良いですよね。
厚生労働省の不妊治療に関する取り組みはこちらから!