日本脳炎はコダカアカイエカが媒介するウイルス感染症です。

 

コダカアカイエカは水田や沼地など水たまりを好む蚊で、人間や豚、馬などにウイルスを拡散します。

 

特に豚は感染すると体内でウイルスを増やし、蚊がその血液を吸って他の豚に感染させるのでウイルスの拡散に深く関わっています。

日本脳炎は、どんな症状?

ウイルスに感染した豚の血液を吸った蚊に人間が刺されると、日本脳炎を発症し高熱や頭痛、意識障害といった重い脳炎を引き起こします

 

脳髄脳炎型が一般的ですが、中には細かい震えや筋肉の硬直などの脊髄炎症状が出ることもあります。

 

幼児や高齢者が発症すると死亡するリスクが高くなり、生存者の45%~70%は精神神経学的後遺症が残るので注意しなければならない病気です。

幼い頃の予防接種を忘れないで!

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日本では幼い頃に予防接種を受けて感染を防いでいます。

 

定期接種では1期を生後6ヶ月~90ヶ月未満、2期を9歳以上~13歳未満に受けます。

 

病院に行くと1期の初回を3歳~4歳までに2回、1期の追加が4歳~5歳、2期は9歳~10歳までに受けるように勧められます。





 

全部で4回ワクチンを注射しますが、定期的に3回目までの予防接種を受けていれば十分なレベルの抗体が作れると言われています。

 

不活性化ワクチンなので、1回受けただけでは効果が続かないことを覚えておくと良いです。

 

私も、小学生の頃に日本脳炎を受けた覚えがあります。

 

注射は嫌でしたが(笑)、今思えばおかげで重い病気を間逃れたんですね!

日本脳炎ワクチンは、副作用のADEMに注意

ワクチンでしか防ぐことのできない病気ですが、ワクチンを受けて副作用が出たという報告もあります。





 

じんましんや発熱といった副作用は時間の経過とともに無くなるので問題ありません。

 

重い副作用なのがADEMです。これは急性散在性脳脊髄炎のことで、ごくまれに発症する神経系の病気です。

 

頭痛や痙攣、精神症状などが出ますが、日本脳炎にかかったことによる脳炎症状よりは軽いので予防接種を受けることを優先します。

 

日本脳炎はまだ無くなっていません

日本ではワクチンが普及したことで、日本脳炎にかかる人は減少しています。

 

さらに、アルミサッシを取り付ける家が増えたことで家の中に蚊が入ることも少なくなり、現在ではコダカアカイエカが発生する水田も多くありません。

 

これだけ見れば、人間にとっては安全な環境が整っている様にも見えますね。

 

しかし、逆に豚は未だ全国的にウイルスに感染しています。

 

しかも、コダカアカイエカも絶滅したわけではないので、日本のあちこちで豚を媒介してウイルスは広がっているんです。

 

実際、東京都では小学1年生の30%、高校1年生の65%は予防接種を受けていないのに抗体を持っていると発表されました。

 

これは、本人が気づかないうちにコダカアカイエカに刺されて感染し抗体を作っている、ということです。

 

その為、完全に日本脳炎の心配が無くなったとは言えないのが現状です。

 

しかしながら、蚊はどこにでも居ますし、日本脳炎のウィルスは目に見えません。

 

一体、どうやって日本脳炎から身を守れば良いのでしょうか? 

 

ワクチンで、事前に日本脳炎を予防しよう

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日本脳炎ワクチンを受ける事によって、未だ感染リスクのある日本脳炎から身を守ることが出来ます。

 

しかも、日本脳炎は珍しいものでもなんでもなく、未だウィルスが広がっている状態です。

 

自分自身が日本脳炎にかかったことが無いから、自分の子供も大丈夫!とは思わずに、かならずワクチンを受けてくださいね。

 

あらかじめ日本脳炎に備えておくことによって、将来のお子さんの命も守ることに繋がるのです。

 

→日本脳炎の情報はこちらから

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