皆さん、電力自由化とはご存知でしょうか。
従来は、地域ごとに決められた電力会社からしか電力を購入することができませんでした。
しかし、電力自由化が実施されるようになると、電力購入までの仕組みが大きく変わることになったのです。
では、具体的に電力自由化によってどのようなことが変化したのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
電力会社を自由に選択!
電力自由化に伴って、大きく変わったことは、電力会社を自由に選択できるようになったことです。
その為、従来のように、決まった電力会社からではなく、その他企業や発電事業を進めている会社から電力の供給を受けられるようになります。
今までは、地域別の発電所以外からの送電などは全く考えられないことでした。
しかし、電力自由化が始まったことによって、発電事業を行う企業も右肩上がりに増え、そして自由化という名称の通り、電力会社を自由に選択して、自由な電力供給を受けられるようになったのです。
電力自由化のメリットは、電気使用料が安くなる点に有り!
電力自由化を最大限利用して、電力会社を変えるメリットはどこにあるのでしょうか。
私は、電力会社を変更する最大のメリットは、使用料が多くの場合安く抑えられるようになることだと思います。
ケースバイケースなところもありますが、一般家庭用のプランですと、一般的にほとんどの場合安く抑えることができるからです。
そして、この仕組みを最大限に利用することこそが、お得に生活することに繋がっていくのです。
実際、私も電力自由化で生活が楽になりました!というのも、私は4人家族ですが、以前に比べて年間で1万円以上は安くなったんです。
場合によっては、もっと安くなっている家庭もあるみたいですから、皆さんも調べてみてくださいね。
電力自由化によって使用料が安価になった理由
けれども、どうして自由化に伴って設立された事業所からの電力は、以前に比べて使用料が安価なのでしょうか。
企業が安く電力を届けられる理由はそれぞれで異なりますが、多くの場合は発電事業の元となる石油事業を行っていた企業が新しく発電事業を発足させるというケースが多く、石油コストを大幅に下げた発電が可能だからです。
つまり、発電の原料となるものを販売していた事業所が発電事業を始め、石油を事業所に売る中間マージン無しに電力を供給し、結果使用料を安く提供できているということです。
安いのは良いけど、信頼出来るの?
安い電気は素晴らしいですが、ここでひとつ疑問があります。
果たして、安い電力はその品質も信頼出来るものなのか?ということです。
例えば、頻繁に停電が起きるようではいくら使用料が安くでも使い物になりません。
しかし、この点についても問題ないと思います。
というのも、実は自由化によって発電所が変わっても、送電網は従来の物を使うので、根本的な構造はほとんど変わっていないからです。
特に、構造が変わっていないことのメリットは、停電時に現れます。
たとえ、変更後の新興電力会社が停電したとしても、変更前の会社の電力が送電網には流れているわけで、電力供給が絶たれることは殆ど無いからです。
その為、電力自由化によって新たに設立された電力会社からの電力でも、安心して利用することが出来ますよ。
まずは、比較サイトで幾らお得になるかチェックしよう!
さて、電力会社の乗換を検討しているみなさんには、まずは是非比較サイトで電力が幾らお得になるかチェックすることをおすすめします。
きっと、ベストな提案を見つけることが出来ますよ。