最近話題になっている、環太平洋連携協定(TPP)について、皆さんはどのくらいご存知ですか?

 

今一度、話題のTPPについて考えてみませんか!

民主党と自民党で食い違うTPPへの認識、そしてその後の動き

旧民主党政権時代に野田佳彦首相(当時)は、

 

「環太平洋連携協定(TPP)はビートルズだ」

 

「日本はポール・マッカートニーだ。ポールのいないビートルズはあり得ない」

 

「米国はジョン・レノンだ。この2人がきちっとハーモニーしなければいけない」と語りました。

 





これは環太平洋経済連携協定への交渉参加を画策する政府の意図を説明するものとして、東京都
内で行われた公演での発言です。

 

また安倍晋三首相は、トランプ米新大統領が環太平洋経済連携協定を明確に否定しているにも関わらず、トランプ大統領に考えを改めて環太平洋経済連携協定を再検討するように願っているといわれています。

 

しかしここで思い出してほしいのは、第二次安倍内閣成立直前の選挙戦での自民党の公約が、日本の農業をはじめ各産業を守るためには、環太平洋経済連携協定には絶対反対であると表明していたことです。





反対していたのに・・・なんで自民党は今更TPP?

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安倍晋三首相が、選挙戦でも公約に反し現在では、TPP実現を押し進めようとしています。

 

ここから推察できるのは、環太平洋経済連携協定とは意見が鋭く対立する性質の問題であるということです。

 

自民党の「変節」は論外としても、これを慎重に考えるべきであるのは言うまでもありません。

TPP導入以前に、日本は食料自給率を高めるべき

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さて、農業を例にTPPのお話を進めましょう。

 

現在の農家一戸あたりの生産力の比率は、日本:米国:オーストラリア=1:50:500というほどの差があります。

 

これは、戦後歴代の政権が日本の農業政策において決定的な過ちを犯したことによるものです。

 

つまり、減反などに象徴されるように、日本政府は、日本の大地の生産性にフタをしてしまったんです。

 

ただ、確かに当時、日本の経済発展のためには、産業構造を変革して第一次産業から二次三次産業にシフトしていくのは合理的ではありました。

 

しかしながら、日本自身がモデルとしていた米国の様に、各産業のバランスが取れた国力は、日本は手に出来なかった様です。

 

実際、スーパーに行っても輸入食料ばかりが目立ちます。

 

一方新鮮で美味しい国内産の野菜は一握りですよね。

 

私は、実感として日本の食料自給率は本当に低いんだな・・・と思っています。

 

さらに、気候変動の問題も加われば、今まで輸入で賄って来た食料も手に入らなくなるかもしれず、TPPで食料が多く手に入るようになったとしても、非常時の食料問題はさらに深刻になるでしょう。

 

つまり、世界の農業大国が日本に対し貿易なり援助なりで食料を平素融通してくれたとしても、世界的な大凶作に陥った時には自国の危機を放っておいてまで日本に対し便宜を図ってはくれないと思うのです。

 

そんな時が決して来ないように、今、貿易ではなく国内生産で食料を賄うべきでは?と思います。

 

ビートルズの蜜月を、思い出そう

野田首相(当時)も安倍首相も環太平洋経済連携協定には前のめりで、ビートルズの様に例えてアピールしていたのは前述の通りです。

 

しかし、ここでぜひ読者の皆さんには思い出してもらいたいエピソードがありますのでこの稿の終わりに述べておきましょう。

 

ビートルズは、確かに偉大なグループでしたよね。

 

特にポール・マッカートニーとジョン・レノンは優れたミュージシャンでした。

 

彼らが良い関係にあったからこそビートルズは大成功したのだと思います。

 

しかし一方で、その蜜月はどれくらいでしたか?

 

実際、10年も持たなかったのです。

 

このストーリーを、是非皆さんにはTPPと合わせて考えて頂きたいと思います。

 

→環太平洋パートナーシップ(TPP)協定についての情報はここから!

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