誰しも、幼い頃から覚えている印象的な出来事ってありますよね。
私には、そんな出来事と関連して植松電機の思い出があります。
そもそも、植松電機とは
植松電機は産業機器の製造を手がけている会社で、本社は北海道赤平市にあります。
1962年に北海道で創業し、その当時は電機部品や炭坑に用いる特殊な機械の販売修理をしていました。
1999年になると法人を設立し株式会社植松電機になり、2000年に赤平第2工業団地用の土地を取得して本社や第一工場、第二工場を建てます。
2005年からは北海道大学との共同研究でロケットの開発をしており、時代によって様々な活躍をしているのがわかります。
植松電機は、この時に研究開発の拠点となる第三工場と重力実験塔を建設しました。
この実験塔は世界に3つしかないもので、植松電機の高い技術が無ければ完成しなかったものです。
現在会社の本業としては、2000年以降は油圧ショベルに設置するリサイクル作業用品や車両積載可能なトラッククレーンを製造販売しています。
特にリサイクル用機器に力を入れていて、製造と販売のシェアは9割という高いマーケット占有率を誇ります。
また、会社のホームページでは自社開発・製造している数々の商品を紹介しており、複合型運用マグネットやハイアットアールなどマグネットに特化した製品達は、会社を支えている原動力なのでしょう。
植松電機の社長のメッセージが心に響いて
植松電機のホームページには、「社長の活動」と書かれたページがあります。
そこには社長からのメッセージが掲載されているのですが、その内容がとっても心に響きました。
特に響いたのが、「どうせ無理という言葉は、人の可能性を奪います」という部分です。
というのも、この言葉には一般論として共感できるだけでなく、私自身にも思い当たる節があったからなんです。
話は私が幼い頃に戻ります。
私の両親は、「無理」という言葉を頻繁に使うタイプだったせいか、何か事有るごとに色々と否定されている様な気持ちで居ました。
何をしても、何を提案しても「無理」と言われてしまうことによって、私は引っ込み思案な性格になってしまっていたのです。
ですが、この社長の言葉を読んだことをきっかけに、無理と言わずに可能性を信じて努力する姿勢を身につけることが出来たんです。
さらにホームページにあった言葉で、「子供達に夢を持つ勇気と自信を持ってもらう」という言葉も、読んだ人の心を動かす言葉ですよね。
こんな素晴らしい社長の居る植松電気なら、いつまでもより良い会社を目指して成長していきそうな気がします。
植松電機のロケット教室の思い出
子供の頃に植松電機のモデルロケット教室に参加した思い出をお話しましょう。
結構前から予約していたのがついに、と教師が興奮しながら話していたのを覚えています!
このモデルロケット教室は、制作前に1時間ほど講話のような授業があり、その終了後にロケットを製作する、というものでした。
ロケットを組み立てるのに使われている素材は、ロケットキットという名前だった気がします。
このキット、組み立て方は結構簡単で、それほど時間がかからずに作成することができました。
作るのが難しくないというのも、子供達のやる気をつぶさないための工夫だったのでしょうか。
それでも、作るのが早いねと褒めてもらいとっても嬉しかった記憶があります!
さて、出来上がったロケットの打ち上げは学校のグラウンドを使って行われました。
天気はやや風がありましたが、晴れていたので問題なかったですよ。
そしてついにロケットの打ち上げの時です!
自分達の作ったロケットが、白い煙を上げて急上昇していく姿が何とも言えずかっこ良かったです。
子供にも、大人にも希望を与える植松電機
植松電機では、私が子供の頃に経験したようなロケット教室や、ホームページのメッセージ等で人々にその「想い」を伝え続けています。
授業でも、言葉でも私たちひとりひとりの可能性を信じて応援してくれる植松電機は、その会社としての姿勢とビジネス両方において、私たちを先導する存在で有り続けて欲しいと思います。