誰しも、人生の節目等でローンを組まなければならない時はありますよね。
しかしながら、私たちはローンを契約するまえに、何を心構えておけば良いのでしょうか。
今回は、そんな時に是非!読んでほしい事柄をお伝えします。
そもそも、「ローン」って何?
「ローン」と言うと、例えば「車を購入する時に利用するもの」「不動産を購入する時」「事業資金に利用する」などの状況が思い浮かびます。
多くの人に関係するのは自動車や不動産の購入時に利用するものです。
しかしながら、少し見方を変えると「カードローン」も似たようなものに考えられます・・・。
その違いはなんでしょうか?
「ローン」と「カードローン」の違い
前述したローンを組む時の状況は、「ある目的のために使うお金を借りる」という状況です。
しかし、逆に言えば、ローンは特定の目的にのみしか使用できません。
つまり、不動産を購入するために車用の商品を利用することは出来ませんし、
遊びに行くお金を借りるために自動資金を借りようとしても無理です。
この点は、私もローンを組もうと考えた時になって始めて理解したことでした。
目的に合ったローンを選ぶことが必要なのですね。
あくまでも目的が合致している場合にのみ利用の可能性があり、合致していない場合には別の選択肢を選ばなければいけなくなる性質を持っている訳です。
しかし、カードローンに関しては「使途自由」となっている場合がほとんどです。
その為、特に目的が無い状態であっても契約・借入れをすることは可能で、契約した後にお金を借りなくとも問題ありません。
金利(利息)を支払うリスクを頭に入れておこう
ほとんどの利用者は「お金が必要な状況」に遭遇したことをきっかけに契約をし、すぐに必要な額のお金を借入れてしまいます。
本来のサービスがそういうものなので何ら問題はありませんが、ローンは「契約だけしておいて必要な状況が起きた場合にすぐ使える様に準備をする」ものだと思います。
つまり、ある意味では「自分の貯蓄が増えること」と同義として捉えることも出来ます。
そのため、もし、生涯を通して借入れが必要にならずに済んだとしても不利益は一切なく、急な出費に対応するためにはいつでも利用することが出来る訳ですから、これほど便利な保険はありません。
ただし、利用した金額に対しては「金利(利息)」が発生するので、単に借りた金額をそのまま返済すれば良いとわけではありません。
つまり、「利用する際には出来る限りのリスク回避をしなければ、借入れをすることによって状況が著しく悪化してしまう可能性がある」ということを理解することが必要です。
リスク回避のためにも、様々な状況を想定してからの借り入れを
正確に言えば、ローン契約の段階で考えなくとも良い状況というのは存在します。
しかし、「すぐに借入れをする」という前提に立ってリスクを回避するのであれば、「返済計画を作成してから申込みをする」と言うことが重要なポイントになります。
万が一にも借入れをした後になって状況が悪化したことに気が付くと言うことが無いよう、あらかじめ起こり得る状況を想定してから判断しましょう。